現在の腕時2

70年代にクォーツ腕時計で一世を風靡した日本の腕時計メーカーのセイコーでしたが、その後はスイスの高級腕時計の復権と、アジア産の低価格腕時計とに押され、その市場シェアを大きく減らすことになってしまいます。そんなセイコーが復権を賭けて世に送り出したのがスプリングドライブと呼ばれる技術でした。
②スプリングドライブ
20世紀も終わりに近づいた1999年、セイコーはスプリングドライブと呼ばれる機能の開発に成功しました。このスプリングドライブとは一体何なのでしょうか。これは機械式ムーブメントに水晶振動子を使用した調速機構を組み込んで、そして動力源としてぜんまいを使用しながら、クォーツ腕時計と同等の高精度を実現した物です。手巻き或いは自動巻きによって巻き上げられたぜんまいは、腕時計の針を動かすと同時に発電を行います。そしてその電力によって水晶振動子を備えた調速機構を動作させます。この為この種類の腕時計の場合、機械式調速機構で使用されるテンプや、或いはクォーツ時計で使用される電池が不要となります。ちなみに開発したセイコーでは、このスプリングドライブを「メカニカル式とクオーツ式に並び立つ第三の駆動機構」と位置づけて、大々的に宣伝を行なっています。
セイコーに止まらず、日本の各腕時計メーカーは、それぞれ新しい腕時計の技術を開発し、そしてそれぞれ特徴の有る新しい腕時計を投入しています。ここではそんな日本の各腕時計メーカーの話題の腕時計を紹介しましょう。
日本の腕時計メーカーとして有名なシチズンでは、「エコドライブ」を開発し、発売しています。この「エコドライブ」は、光発電によって駆動します。また外気温と装着者の体温の差を動力源にしているという「エコドライブサーモ」と呼ばれる種類の腕時計も有ります。


また同じく日本の有名な腕時計メーカーであるカシオ計算機は、「腕時計は床に落とせばたやすく壊れる。」という従来の常識に反して、2階や3階から落としても壊れないという耐衝撃性能を備えた非常にタフな腕時計であるG-SHOCKを1983年から発売しました。腕時計について余り詳しくない、と言う人でも、このGショックならば御存知かと思います。その後Gショックはその頑丈さを買われ、過酷な状況にある湾岸戦争やイラク戦争等の戦場において、兵士達に愛用されていたと言います。そもそも18世紀の終わりに初めて登場した腕時計が、その後一般に広く普及していく契機となったのが戦争でしたから、何だかそれを髣髴される逸話ではあります。
またスウォッチは、安価なクォーツ時計の上に、鮮やかな色彩、有名アーティストによるデザイン、更には少数限定販売という付加価値を与えることで、腕時計ユーザーの支持を集めていきました。

またスイスの老舗腕時計メーカーであるユリスナルダンが2001年に発表した「フリーク」は、新しい脱進機を導入しています。それによってこの種類の腕時計は潤滑油を不要としています。

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